鬼々よろしく歴史伝⑨〜チーム定着期〜

2019年テーマ

「ファンファーレ」
~夢の音が 奥の奥まで高らかに 響けば道は開かれる~

人は夢を見つけたとき、心の中に高らかに鐘が鳴り響きます。
その鐘の音を「ファンファーレ」と名付けました。

夢に向かって進む人を応援する。

そんなメッセージを、テーマに込めました。

連として箔のついてきた9年目。

鬼々よろしく魁望蓮は、これまでの経験を踏まえて、ついに

振り切ります。

テーマである「ファンファーレ」のイメージを広げていくと、
「ファンファーレ」って言ったら「カラフル」なイメージ。
「カラフル」なら「パーティー」でしょ!

と落ち着きました・

ということで、衣装はこれまでにないようなパーティー感のあるものを表現しようと、とにかくカラフルで、見た目が華やかなパーティーコスチュームになりました。

どうです?
いい感じでしょう!

これまでの鬼々を知っている方からは、一様にかなりびっくりした反応をされました。

これまでの和テイストから、一気に洋風の衣装へと振り切ったので、無理もありません。

しかし、この振り切るも鬼々の魅力です。

そして、楽曲のボーカルに当時高校3年生の踊り子だった「ゆーみ」を起用します。

彼は、「音楽の道に進みたい」という夢があり、度々その話をせんせいは聞いていました。
うらじゃ・鬼々には関わりたいが、受験生になるとその時間もなくなる、という事情も踏まえ、
鬼々の2019楽曲のメインボーカルを任せることになりました。

ゆーみにとって、歌い手で初の作品となる曲が所属している連の楽曲なんて、こんなにうれしいことはない!

「やってみたいです!」と決意をした目は、本物でした。



ゆーみのような踊り子のチャレンジを、両手を広げて受け止めることができた理由の1つは間違いなく、

これまでチームとしていろいろなチャレンジをし続けてきたから

これです。

そのチャレンジの中には、うまくいったものもあるし、失敗したものもあります。

しかし、ムダなものは1つもなく、全てが鬼々のよい歴史となって積み重なっています。

挑戦を1つ1つ見ると、小さな点ですが、それが9年の年月をかけて、線となってつながってきています。

鬼々に所属すると、チャレンジしようとする気持ちが高まる。

そう思えるようなチームの雰囲気だったからこそ、ゆーみの挑戦が実現したのでしょう。


またこの年は、チーム史上最少人数である、22名でうらじゃ本祭に出場しました。

しかし、全く不安はありませんでした。

これまで培ってきた経験値が、チームとしてだけでなく、個々の踊り子に確かに積み重なっていると実感があったからです。

他チームを見ていると、ときどきMCの方が「人数は少ないんですが、一生懸命踊ります。」と言っていることがあります。
きっと、こんなことを言いたいのでしょう。

「本当は人数は多いのですが、今日は事情で来れない人が多く、これだけの人数なんです。」
「人数をもっとたくさん集めて、大人数の演舞を見せたかったのですが、これだけしか集まりませんでした。」
なんていう思いを込めているのでしょう。

はっきり言います。


それは、演舞を見る人には関係ありません。

少人数であろうが、大人数だろうが、見ている人は今から踊る演舞を楽しみにしているんだから、始まる前からそんな演舞のハードルを下げるような発言をしては失礼です。

人数は関係ありません。

個人個人が自信をもって、それぞれに「今」に対して楽しさを見出すことができれば、見ている人の心を魅了する演舞はできます。

「人数が少ないと物足りないと思っているだろうな」
「もっと大人数で踊りたかったな」
「これだけしか集まらないとなると、恥ずかしいな」

その心の声、演舞を通して伝わりますよ。

鬼々は過去に、3人で演舞をしたことがあります。

最大人数は45人です。

これまで鬼々は述べ200名を越える踊り子を輩出してきましたが、
どんな会場だろうと、どんな人数だろうと、どんな立ち位置だろうと、
手を抜いたことはないし、どの踊り子も一生懸命踊ってきました。

1人でも見てくれる人がいたら、
1人でも踊り子がいたら、
一生懸命うらじゃを踊ってうらじゃの魅力を伝える。

それをただただ愚直に続けてきました。

人数を言い訳にせずに、もっとうらじゃの魅力に向き合えば、
きっとまた、演舞の見せ方・魅せ方が変わってきますよ。


そして、第26回うらじゃでは・・・・・・

表町タペストリー優秀賞

ハレマチ子ども演舞場賞(日曜)

ダブル受賞をしました!

子ども達の頑張りが、いろいろな賞で認められて、うれしいですね!

パーティータイムを熱い夏の岡山各地にお届けした一年になりました!

最後までお読みくださり、ありがとうございました!

では、恒例のおにおにアーカイブス!

まずは、タカさんによるイメージ画像↓ ステキっ!

スーパーウルトラ―ハイパーマーベラスデザイナー、すーさんによる優秀賞を受賞したタペストリー! ↓

そして、2019「ファンファーレ」歌詞! ↓

次はいよいよチーム10周年となる2020年編!

お楽しみに!

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