鬼々よろしく歴史伝⑦〜チーム成長期〜

2017年テーマ
「いろどり」
〜色とりどりの羽と舞う あぁこれまさに 絶景なり〜

先人たち、うらじゃのお祭りを創った人たちは、よりよい未来にしようと、
その時その時目の前のことに全力で取り組んできました。
その羽ばたきから落ちる羽は、努力、想い出、礎、感動と、
それぞれ素晴らしい輝きをもっています。

そして、その素晴らしい羽が空に舞っている。
その下で、「今を生きる」わたしたちが全力で羽ばたく。
なんと素晴らしい景色でしょう。

全力で「今」を羽ばたき、絶景を演出する1人でい続けてほしい。

そんな思いをテーマに込めました。

鬼々のチャレンジは2017年も続きます。

止まることを知らない鬼々。
「猪突猛進」という言葉がピッタリです!

2017年のチャレンジは、3つ。

①衣装
②密着取材
③おにおに節

①衣装

まずは衣装。

これまで依頼したことのなかった、高知の業者であるドリーム・カンパニーさんにお願いをします。

毎年よさこいチームやうらじゃのチームの衣装を数多く制作している、実績のある業者さん。

まきまきが前チームでお世話になっていたこともあり、紹介をしてもらう形で制作が決まりました。

それ依頼、毎年ドリーム・カンパニーさんにお願いをしています。

素晴らしい衣装を毎年ありがとうございます!

今後もよろしくお願いします!

ドリーム・カンパニーさんのHPはこちら。

http://dream-costume.co.jp/

そして、この年は2013年以来の衣装チェンジにチャレンジします!

こんな白を基調にした衣装が・・・・・・

あーら不思議。

真っ赤な生地に羽がたくさん舞う衣装が出てきます。

写真をよく見たらわかりますが、袖が2枚になっていて、下におろしてめくるだけ!

簡単な仕組みの衣装です。

しかし!

この年のうらじゃ本祭で唯一と言っていい失敗をします。

それは、

風・・・

本祭は台風が迫ってきている中での開催でした。

翌日の月曜は台風で大雨だったのを覚えています。

台風の影響で、雨は降らなかったのですがとにかく風がすごい。

普段の衣装なら気にならないのですが、今年の衣装は袖に2枚布が垂れ下がっている仕組み。

もうおわかりですね。

衣装チェンジの前に袖がめくれて、意思に反して袖がめくれて、衣装が変わってしまう事態が頻発しました。

特にさん太ホール演舞場は、ビルの吹き抜けの風が加わり、CHAGE & ASKAかT.M.Revolutionばりの風の中で踊りました。

衣装チェンジというより、チラチラ赤が見えて視覚のアクセントになる演舞でした・・・・・。

ぜひ、強風の中、飛ばされそうになるのをこらえて踊る姿は・・・・ぜひYouTubeで検索して御覧ください。

「鬼々 2017 さん太」で出てきます。

衣装と風の相性が全然合わなかった、逆にとても記憶に残る演舞場となりましたww

②密着取材

なんと言ってもこの年は、テレビ密着取材が印象的な年。

あるきっかけでRSKの取材が決まり、本祭前の練習、せんせいの家・職場、本祭の様子を追っかけて取材をしてもらいました。

テレビの取材は初めての子たちばっかりだったので、みんなカメラが入ると緊張・・・・

普段の練習がカッチカチになって踊っていたのが、かわいかったです。

カメラが本祭中も入り、みんな芸能人になったような気分で取材を終えました。

せんせい自身も、うらじゃで追いかけたい夢、子どもたちへのメッセージなどをたくさん語り、伝えることができました。

著作権の関係で映像をアップすることはできません。
「観たい!」という方は、DVD、ブルーレイがありますのでお問い合わせください!

③おにおに節

この年、さらに挑戦をします。

さぁさぁさぁさぁ(さぁさぁさぁさぁ)×2
さぁさ おにおに うらじゃ さぁさ みんなで踊れ
さぁさ おにおに うらじゃ さぁさ みんなで踊れ

この『おにおに節』が初めて取り入れられた年でもあります。

だんだんと見ている方に覚えてもらってきているようでうれしいですね!

おにおにを見たら、この「おにおに節」でぜひいっしょに声を出しましょう!

この部分、どうやって生まれたかと言うと・・・

前年の2016年。
せんせいは高知よさこいに風舞輝のスタッフとして手伝いに行っていました。
そこでいっしょにスタッフをしていたのは、
現ひめじよさこい祭り実行委員長、元姫龍z代表ののぶやさん。

2人はこんな会話をします。

せんせい:おにおにらしい『おにおに節』がほしいんですよね。
のぶや:あったらええな〜。有名チームはみんな自分のフレーズ持ってんで。
せんせい:考えます! 思いついたら聞いてください!
のぶや:かめへんかめへん。かめへんライダー!

・・・・・

せんせい:思いつきました! (歌う)
のぶや:ふふふ。・・・・めっちゃええ!

という感じで、よさこい中に生まれたんですね〜。
のぶやさんがいて、すぐ聞いてもらえて背中を教えてもらえたので、今でも自信をもって使っています!

のぶやさん、ありがとうございます!
(きっと、「かめへんライダー!」と言ってます。)







思えば、立ち上げから毎年のようにチャレンジを続けてきました。

「変えよう」と決意して変えたものもあるし、
変えざるを得なかった事情があったこともあります。

しかし、1年目から揺るぎなかったことがあります。

今、この年に必要なものを
全身全霊で考えて
納得のいく答えを出すこと。

これは一貫して変わらないスタンスです。

これまでのやり方にこだわらず、必要であれば大きく流れを変えていく。

この、停滞しない、常に挑戦を続ける姿勢がチームとしての成長と繁栄を生みました。

そのチームの雰囲気は運営スタッフだけでなく、メンバーや保護者スタッフにも浸透。

いつも新しいことに取り組む、というスタイルが「おにおにらしさ」として定着をしていきました。

新しいことに挑戦することは、とても不安があります。
時間が経った今だから、こうやって美化して語ることができますが、
もしもその時に戻ったら、不安で押しつぶされそうになっているでしょう。

実際、毎年うらじゃの本祭が近くなると、新しい挑戦をした年ほど、不安や緊張が大きくなります。

「これで大丈夫なのか・・・」
「今までのやり方でよかったのか・・・・」
「新しい挑戦が不評だったらどうしよう・・・」

そんな心の声との戦いでした。

しかし、毎年新しい演舞を作ることができるうらじゃに参加している以上、
その「不安」もうらじゃの魅力です。

不安も楽しみへと変換し、見ている人の前では全くそれを感じさせない。

見ている人が子どもたちの演舞で元気になってもらおう!
メッセージを踊りで伝えよう!
そして、拍手をもらって踊り子が自信をつけよう!

そう思うことで、うらじゃをまるごとパッケージ化して楽しむことができています。

本祭だけの華やかな姿が目立ちますが、
その裏では新しいことに挑戦して、不安に押しつぶされそうな人が必ずいます。

特に、みんなのことを思って動いた人ほど、その不安は比例して大きくなります。

いいチームは、そんな不安を抱えている人に気付くことができます。

不安を抱えている人に気付けるということは、
小さな変化も見逃さないということですし、
声をかけられる雰囲気になっている。

そんなチームって、人はなんと呼ぶでしょうか。

「いいチームだね!」って言いますよね。

いいチームの条件は、
・リーダーシップ
・コミュニケーション
・コンセンサス

です。

チームの進む道を確かめながら、しっかりとコミュニケーションをとると、
自然といいチームになっていきます。

もう一度言います。

いいチームの条件は
・リーダーシップ
・コミュケーション
・コンセンサス

です。

これからもおにおにはこの3つを大切にしていきます。


話を2017年に戻します。

昨年、最優秀賞「誉」を受賞したので、この年は栄光のステージ

ガーデンナイト

で踊りました。

照明の当たる中、大勢の人の前で子どもたちが踊る。

物理的にも、気持ち的にも、輝いていたステージでした。

夢の10分間。

「いろどり」よろしく、これまでの鬼々で踊ってきたメンバー、支えてきてくれたスタッフの羽の下で踊っている。

そんな絶景があの瞬間、ありました。

そんなガーデンナイトの演舞をどうぞ!

途中で切れたやん!

と思ったあなた、こちらをどうぞ!

↓クリック↓

別アングル ガーデンナイト

そして、なんとなんと、第24回うらじゃでは・・・・・

優秀賞 匠

を受賞!

2年連続の受賞。

昨年のようなバラバラの状態で受賞を知った反省を受けて、
全員で待機していたので、みんなで喜びを共有することができました。

もちろん、テレビ取材でもその瞬間はばっちり収めてもらいました。

感動の瞬間を2年連続で味わえて、鬼々の子どもたち・踊り子はなんて幸せなんでしょう!

本当にありがとうございました!




ここからは資料コーナー!

まずはせんせい作のイメージ画像がこちら!
もちろん再びWord!

そして歌詞がこちら!

この年も、たくさんの想い出ができた一年になりました!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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